前回の記事でWebサイトには目的ありき!とご紹介しました。
それだけを決めてWeb制作会社に見積もりを取ることも可能ですが、制作会社の提案のまま、提示された値段とイメージデザインのみでサイトを決定すると、完成されたサイトに企業の意図が十分反映されておらず落胆する事も。
本当に企業の意図に合致するサイトにするためには、制作会社に依頼する時に以下の条件を決め、初回打ち合わせ時にそれを踏まえて話し合いましょう。
きっと初めての場合は、分からないことも多いと思いますので、細かい事は決めなくても問題ありません。企業側で行いたい要望をまとめておきましょう。
Webサイトを制作するにあたって予算を振り分けなくてはならない項目の代表的なものは、ざっくりと[サイトのデザイン/システム/コンテンツ/写真/広告]に分けられます。
会社で決めた予算は、これらの項目に振り分けられます。
業種とサイト、ターゲットの目的によって重点を置く項目は異なりますが、全てに注力すると莫大な予算が必要になりますので、最低限、この項目はこのレベルまでは必要等のイメージを固めてから見積もりを取りましょう。
また、最近ではスマートフォンやタブレットなど、PC以外の環境からの流入が増加しています。
BtoCの業種では、これらの端末からの閲覧にもきちんと対応できるようにしておくべきでしょう。
Webサイト=PC用に最適化されたものとは限りません。
ターゲットを明確にし、その行動を想定して予算配分を考えましょう。
サイトをいつまでに完成させなくてはならないか、納期をしっかり決めておきましょう。
例えばサイトの目的が新商品の紹介だったら、それに間に合うように設定しなくてはなりません。
もちろん、これはサイトの規模と制作会社の作業スピードにもよりますので、依頼時に共有しましょう。
ここで忘れてはならないのが、企業側もサイトの内容や写真を改めて用意しなくてはならない場合や、フィードバック(確認)しなくてはならない時があることです。
そのスケジュールに合わせないと設定した納期に間に合わなくなりますので、企業側も制作会社側も無理なくこなせるスケジュールを設定しましょう。
口頭や文章で理想のデザインを伝えても、デザインに落とし込むことは難しいです。
それは、文字や言葉でイメージする事は人それぞれ微妙に異なるためです。
そこで、デザインのイメージを伝えるために、理想のWebサイトに近いデザインを用意しておきましょう。
業種や用途が異なっていても問題ありません。視覚でイメージを共有できるようにしておきましょう。
サイトの目的とは直接かかわりないかもしれませんが、企業のサイトである以上、ロゴや理念を表示しておくのは大切なことです。(戦略上されていない企業もあります。)
事前に乗せたいデータを洗い出しておきましょう。